Conclusion 01 - Hibiki Bison

Conclusion 01

Hibiki Bison

Hibiki Bisonがこれまで積み重ねてきた音楽活動の軌跡を詰め込んだ1stアルバムが完成した。本作は、R&BやSoulといったブラックミュージックを基盤としながら、洗練された都会的なサウンドを取り入れた作品であり、聴く人を不思議な歌詞の世界へと引き込み、さまざまな感情を揺さぶる一枚に仕上がっている。 全11曲を収録し、うち7...

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トラックリスト

  1. Introduction

    Hibiki Bison

  2. 愛してるって

    Hibiki Bison

  3. 水色の期待 (feat.やどりりな)

    Hibiki Bison

  4. For You

    Hibiki Bison

  5. Keyword (feat.八瀬すずか)

    Hibiki Bison

  6. Bed

    Hibiki Bison

  7. ロマンチストの成れの果て

    Hibiki Bison

  8. ringring time...!! (feat.りんりん)

    Hibiki Bison

  9. Y

    Hibiki Bison

  10. Vanilla

    Hibiki Bison

  11. Space Monkey

    Hibiki Bison

©2025 Hibiki Bison

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Introduction

Hibiki Bison

アーティスト情報

Hibiki Bison

Hibiki Bison

2019年よりVtuberへの楽曲提供活動を開始。オリジナル曲のプロデュース、また『歌ってみた動画』用のカラオケ音源の作成など、基本的には裏方として活動を行う。2021年、Vtuberの八瀬すずかとThe Monochrome Hornsを結成、現在までに2曲のオリジナル曲を発表した。2023年6月、Hibiki Bison初のオリジナル曲『水色の期待 feat. やどりりな』を公開、2024年4月には『Keyword feat. 八瀬すずか』を公開した。そして、2025年3月、満を辞してファーストアルバム『Conclusion 01』を発表予定。
R&BやSoul、Jazzなどブラックミュージックを好み、グルーヴィでクールな曲を作る一方で、アーバンなAORを想起させる雰囲気の曲も得意とする。
またnoteではお気に入りの歌詞について深く読み込む『麗しき詞の世界』を不定期に連載している。

Introduction

Hibiki Bison

作品説明

Hibiki Bisonがこれまで積み重ねてきた音楽活動の軌跡を詰め込んだ1stアルバムが完成した。本作は、R&BやSoulといったブラックミュージックを基盤としながら、洗練された都会的なサウンドを取り入れた作品であり、聴く人を不思議な歌詞の世界へと引き込み、さまざまな感情を揺さぶる一枚に仕上がっている。
全11曲を収録し、うち7曲がボーカル曲、4曲がインストゥルメンタル(そのうち2曲はInterlude)。アルバム全体を通して、Hibiki Bisonならではのダウナーで幻想的な空気感が漂うが、そこに確かなリズムとメロディの流れがあり、心地よく揺られながら聴き進めることができる。サウンドの要となるのは、繊細に構築されたネオソウルのグルーヴ。シンセサイザーの柔らかい音色が包み込み、ビートの一つ一つが穏やかでありながら力強く響く。
このアルバムは、一曲ごとに異なる物語を描きながらも、一貫してHibiki Bisonが作り上げる"混沌とした美しさ"を感じさせる作品だ。ときにグルーヴィなリズムに身を委ね、ときに切なげなメロディに心を預ける。まるで深夜の街を彷徨うような、あるいは遠い記憶の断片に触れるような、そんな感覚を覚えるかもしれない。
すべての楽器演奏、打ち込み、ミキシングをHibiki Bison自身が手がけることで、サウンドの統一感が生まれ、彼ならではの個性が際立っている。それぞれの楽曲が持つムードは異なりながらも、アルバム全体を通して"ひとつの物語"として成立するように構成されている。全36分というコンパクトな尺の中に、緻密な音のレイヤーと感情の起伏が詰め込まれているのも特徴だ。
また、本作にはやどりりな、八瀬すずかをゲストボーカルとして招いた1stシングル「水色の期待」、「Keyword」が収録されている。さらに、2020年にVtuberりんりんと共作した楽曲「りんりんとあそぼう」のボーカル素材を用い、新たなアレンジを施した「ringring time...!!」のフルバージョンも収録されている。Hibiki Bisonのサウンドとそれぞれのアーティストの個性が融合し、より広がりのある世界観を生み出している。
どこか掴みどころのない、不思議な魅力を持つこのアルバム。聴くたびに新しい発見があり、何度もリピートしたくなるような仕上がりとなっている。音楽の奥深さと自由さを感じながら、それぞれの瞬間に寄り添う一曲を見つけてほしい。